- ——株式会社アトラスに入社したきっかけは?
- 大学3年時に「アトラスでアルバイトをしませんか?」というダイレクトメールをもらって、生徒に勉強を教えるアルバイトスタッフ「指導者」になりました。それまで自分では「子どもは苦手」と思っていたのですが、仕事を始めてその面白さに気づいたんです。関わりかたによって生徒がどんどん変わっていく、ただ勉強を教えるだけではなく人間同士の関わり合いなんだと実感したことでやりがいを感じて、この業界で生きていこうと入社を決意しました。
- ——入社して、アルバイトの頃と印象が変わった部分はありますか?
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想像以上に活気のある会社でした。この仕事は試行錯誤の連続ですが、新しいことにチャレンジしたいと思ったとき、上司や同僚がさりげなくフォローしてくれるんです。そういう体制が整っているだけでなく、暖かく受け入れる雰囲気ができあがっています。また、社内・社外のさまざまな研修を受けられる機会が設けられていて、スキルアップできるのも魅力のひとつだと感じました。
- ——研修などを通して、自分が成長したと感じることはありますか?
- 若い頃は自分の意見を伝えよう、相手に分かってもらおうという気持ちが先行していましたが、今はまず相手の話をじっくり聞くことができるようになりました。コーチング研修でも教わっていましたが、頭では分かっていてもなかなか実践できないものです。それが経験を重ねたことで、自然と身についてきたという感じでしょうか。
- ——仕事で一番大切にしていることは?
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生徒に後悔をさせないことです。塾である限り、志望校合格が目標ではありますが、残念ながら不合格になってしまう生徒もいます。しかし例え不合格になっても、生徒自身が「全力でチャレンジした」と思えたら、後悔は少なくなると思うんです。そのためにも、生徒が安心して勉強に集中できる環境を作ることに注力しています。
- ——忘れられない出来事があったら教えてください。
- 私は自由が丘教室で8年間教室長を務めましたが、小学5年生でお預かりした生徒が大学入学を決めるまで関われたことが印象に残っています。「先生、大学合格したよ!」と笑顔で報告してくれた時には、自分のことのように嬉しくなりました。中には大学入学後に指導者になってくれた生徒もいます。時には卒業生が近況報告に訪ねてくることもあります。ユリウスに通ったことが、生徒の中で良い思い出になっていてくれたらいいなと思っています。