- ――日能研関東で講師をすることになったきっかけは?
- 大学生の頃から家庭教師のアルバイトをしていました。日能研に通っているお子さんを教えることもありましたが、ほかの学習塾に比べて、考えることを重視しているお子さんが多いという印象がありました。私の担当する算数でいうと、正解すればそれでいいではなく、どういった経緯で正解にたどり着いたのかという過程を重視している進学塾という印象です。そのため、講師として勤めるなら日能研が面白そうだと思いました。
- ――何校かで授業を担当されているそうですが、教室によって雰囲気の違いはありますか?
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根本的には変わりませんが、教室の規模によって多少の違いはありますね。生徒数が多いと明るく賑やかな雰囲気ですし、小規模な教室はもっとアットホームな空気です。どの教室もスタッフ同士の仲が非常によくて、指導法のアドバイスをいただいたり、時間に余裕のあるときには雑談をしたりして過ごしています。私は参加していませんが、教室の枠を超えたフットサルのサークルなどもあるようです。
- ――仕事をする上で気をつけていることは?
- 生徒を平等に扱うことです。中には宿題をしてこなかったり、授業に集中できなかったりといった生徒もいるので、ともすればそういう生徒に注力しすぎてしまうことがあるんです。そうならないよう、つねにクラス全体を見るよう心がけています。また、クラスによって雰囲気も変わりますし、同じ内容を教えるにしても、同じことの繰り返しでは効果は上がりません。そこが難しいところでもあり、面白いところでもあります。
- ――印象に残っている出来事があったら教えてください。
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志望校に合格した生徒から、感謝の手紙をもらったことです。私に会うために、自分が通っていた所とは違う教室まで、近況報告に来てくれた生徒もいます。そこまでストレートに感謝される機会は、ほかの職業ではなかなか得られないものではないでしょうか。もっと頑張ろうと励みになりますね。
- ――日能研関東の講師をしてよかったと思うことは?
- 教室、教材、テストなど、教えるための環境が整っているので、仕事がしやすいことです。また拘束時間が短いので、Wワークを考えている方、資格試験の勉強をしている方にはぴったりなのではないでしょうか。やりがいもあるし、教えていく中で「こんな考えかたもあったのか!」と生徒の発想から学ぶことも多いんです。生徒と一緒に、自分も成長していける職場だと思っています。勉強を教えるのが好きという方には、ぜひお勧めしたい職場ですね。